りんごがゴロゴロ!紅茶の丸パン

アールグレイの高貴な香りがふわりと鼻に抜ける、りんご紅茶パンのレシピをご紹介します。
生地には豆乳と水を半量ずつ加え、しっとりふわふわに仕上げるのがポイント。
噛むほどに漂う紅茶の香りと、煮りんごのやさしい甘みが相性抜群です。
アールグレイ紅茶とともにいただくと、紅茶の香りがいっそう豊かに広がりますよ。
材料(6個分)
- 強力粉(カメリヤ(日清製粉)……150g
- 薄力粉(バイオレット(日清製粉)……50g
- インスタントドライイースト(サフ(赤)インスタントドライイースト)……1g
- はちみつ(サクラ印ハチミツ)……大さじ1杯
- 塩(ゲランドの塩(顆粒))……小さじ1/2杯
- 豆乳……60g
- 水……60g
- オリーブオイル……20g
<煮りんご>
- りんご……1個
- はちみつ(サクラ印ハチミツ)……大さじ2杯
- 塩(ゲランドの塩(顆粒))……ひとつまみ
きれいに作るコツ・ポイント
とじ目は指でつまんでしっかりとくっつける

煮りんごを生地で包むとき、煮りんごのシロップなどが指についていると生地がしっかりと閉じられません。
煮りんごを触ったら、ティッシュなどできれいにふき取ってから、生地を触るのがポイントです。
また生地が乾燥すると同じく生地がしっかりと閉じられないので、できるだけスピーディーに行いましょう。
下準備
煮りんごを作る

上記のレシピを参考に、煮りんごを作ります。
りんごが完全に冷めたら、乾いた清潔なクッキングペーパーで包んで水気をしっかりとふき取りましょう。
豆乳と水を合わせておく

水と豆乳を合わせ、適切な温度に調節します。
仕込み水(生地に加える水分のこと)の温度は、季節に応じて調節する必要があります。
- 春、秋:約30℃
- 夏:約10℃
- 冬:約45℃
600wの電子レンジで30秒加熱すると、大体30℃くらいになります。
これをベースに、温度と時間を変えて理想の温度に近づけてみてくださいね!
作り方(調理時間:180分)
1. 生地を作る

ボウルに粉類と茶葉、はちみつ、ドライイースト、塩を入れ、真ん中に豆乳と水を合わせたものを注ぎ入れます。
2. ゴムベラで混ぜる

粉っぽさがなくなるまで、ゴムベラで混ぜ合わせます。
3. 手でこねる

こね台に取り出し、表面がなめらかになるまで手でよくこねます。
「生地のこね方が分からない!」という方は下記をご覧ください。
生地のこね方を写真付きで詳しく解説しています。

4. オリーブオイルを加える

カードで6つに切ってボウルに戻し、オリーブオイルを加えます。手でもみ込むようにしてこねましょう。
5. 1次発酵

表面を張らせるようにして丸めてうしろを閉じ、ボウルに入れます。あたたかいところで60分ほど発酵させましょう。
「発酵のやり方が分からない!」とお悩みの方は下の記事をご覧ください。
主な発酵方法4つとうまく発酵させるコツやポイントを詳しくご紹介しています。


2~2.5倍の大きさになったら発酵完了です。
6. 分割・丸め・ベンチタイム

こね台に取り出し、カードで6等分にして丸めます。うしろは閉じずに並べ、ぬれぶきんをかけて20分休ませましょう。
「生地の丸め方が分からない!」「ベンチタイムって何?」という方は、下の記事をご覧ください。
生地の丸め方からベンチタイムの目的、詳しい手順などをご紹介しています。



ひとまわり大きくなったらOKです。
7. 成形する

生地を裏返して直径10cmの円形に伸ばします。ふちの部分を少し薄めにしておくのがポイント。

生地のまん中に水気を切った煮りんごをのせます。

生地を上と下を指でつまんでくっつけます。

同様に生地の右と左を持ち上げて、指でつまんでくっつけます。

同様に斜め上と斜め下を持ち上げて、指でつまんでくっつけます。形を整えたら成形完了です。
8. 最終発酵

オーブンシートをしいた天板にとじ目を下にして並べ、ぬれぶきんをかけて50~60分発酵させます。

ひとまわり大きくなったら、発酵完了です。
9. はけで豆乳を塗る

生地の表面にはけで豆乳(分量外)を薄く塗ります。
10. 190℃で15分焼く

190℃に温めたオーブンで15分焼いたら完成です。
紅茶の香りにうっとり!りんごパンを作ろう

アールグレイ茶葉混ぜ込んだ生地で手作りの煮りんごを包み、香ばしく焼き上げたりんご紅茶パンのレシピをご紹介しました。
りんご×紅茶の組み合わせは、特に女性人気の高いコンビネーションではないでしょうか。
バターの代わりにオリーブオイルを使っているため、体にやさしいのもうれしいポイントです。
ぜひおうちで焼きたてをご堪能くださいね。