パンの作り方

【パン作りの基本】ベンチタイムとは?生地を休ませる意味&手順を解説

パンのレシピ本をぱらぱらとめくっていると、必ずといっていいほど目にする「ベンチタイム」という言葉。

パン作りの工程でしか目にすることはなく、「ベンチタイムって本当に必要なの?」「数分だけ生地を寝かせて意味はあるの?」と疑問に感じている方も少なくないのでは?

このページでは、ベンチタイムの意味と効果、詳しい手順、注意点などを詳しくご紹介します。

ベンチタイムとは?

ベンチタイムとは、生地を休ませる時間のこと。

生地を丸めた直後は、弾力が強いため成形しようとしても思うように伸びません。そこで、数分生地を休ませ、発酵させます。すると、生地が膨らんで弾力が少なくなって伸びが良くなるのです。

丸めた生地を作業台(ベンチ)の上で休ませていたため、「ベンチタイム」と呼ばれるようになったそうです。*諸説あり

ベンチタイムの効果

ベンチタイムの効果は主に4つあります。

  1. 熟成が進み、パンの旨みが増す
  2. 丸めで引き締まった生地をゆるませ、成形しやすくする
  3. ガス抜き・分割・丸めで傷ついた生地をもう一度膨らませ、成形しやすくする
  4. 成形するとき、べたつかないよう、生地表面に薄い皮を張らせる。

ベンチタイムの手順

1. 丸めた生地を並べる

2. ぬれぶきんをかける

3. 休ませる

下記を参考に、生地を休ませます。

・小さなパン:15~20分

・大きなパン:20~30分

4. 表面を軽く押してチェック

ベンチタイム後の生地を指で押してチェックする様子生地がひと回り大きくなったら、強力粉をまぶした指先で軽く押してみます。弾力が感じられ、指の跡が残れば、ベンチタイム終了のサインです。

ベンチタイムの注意点

ベンチタイムの注意点は主に3つあります。

  • ぬれぶきんを端までしっかりとかぶせる
  • 水気のない場所に置いておく
  • ベンチタイム中に生地がくっつかないよう、生地同士の間を空けて並べる

1. ぬれぶきんを端までしっかりとかぶせる

ぬれぶきんで生地全体を覆う様子

生地にとって乾燥は大敵。生地が乾燥すると固くなり、発酵が妨げられてしまいます。生地が乾燥しないよう、ぬれぶきんを端までしっかりとかぶせましょう。

2. 水気のない場所に置いておく

 

乾燥した場所で生地を寝かせる様子ベンチタイム中に生地が濡れないように、窓際や日当たりの良い場所など、水気のない場所に置いておきます。

3. 生地同士の間を空けて並べる

間を空けて並べたパン生地

ベンチタイムの時間はわずか15~30分ほどですが、発酵が進み、生地は膨らみます。ベンチタイム中にせっかく分割した生地がくっついてしまわないよう、生地同士の間隔を5㎝ほど空けて並べましょう。

成形をぐっと楽に!ベンチタイムを忘れずに行おう

おうちでパンを作るときについ忘れがちなベンチタイムの意味と詳しい手順・注意点をまとめました。

わずか15~20分と短い時間ですが、その間にも生地の発酵は着実に進み、プリプリしていた生地がゆるみ、フカフカになります。成形をぐっと楽にしてくれる大切な工程なので、忘れずに行ってくださいね。

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