春満開!おやき風さくらあんぱん

桜花の塩漬けをトッピングした、可愛らしいさくらあんぱんのレシピをご紹介します。
桜あんのピンク色がちらっと見えて、目にも春らしいひと品です。
普通に焼いても良いのですが、天板をのせた状態で焼くと、表面がカリッと香ばしくなり、いっそう美味しく仕上がりますよ。
材料(12個分)

- 強力粉(春よ恋)……300g
- インスタントドライイースト(サフ(赤)インスタントドライイースト)……1g
- 塩(ゲランドの塩(顆粒))……小さじ1杯
- はちみつ(サクラ印ハチミツ)……大さじ2杯
- 油(製菓用 太白胡麻油)……大さじ1杯
- 水……185g
- 桜あん(極上 桜あん)……240g
- 桜花の塩漬(桜花の塩漬)……12個
下準備
桜あんを丸め、桜花の塩漬けの塩を抜いておく

桜あんは20gずつ丸め、桜花の塩漬は30分ほど水に浸して塩抜きしておきます。
はちみつと水を合わせておく

水にはちみつをよく溶かし、下記を参考に季節に応じて水温を調節します。
- 春・秋:約30℃
- 夏:約10℃
- 冬:約45℃
600wの電子レンジで20秒チンすると、約30℃になります。温度計がなければ、夏は冷水、その他の季節はぬるま湯でOK!
あらかじめはちみつを水に溶かしておくことで、ダマになるのを防ぎます。
溶かし足りないと、最後にはちみつだけ残ってしまうのでよく溶かしましょう。
作り方
1. 生地を作る

ボウルに強力粉とインスタントドライイースト、塩を入れてゴムベラで軽く混ぜ、真ん中をくぼませてはちみつを溶かした水を入れます。
2. ゴムベラで混ぜる

ゴムベラで手早く混ぜ合わせ、粉っぽさがなくなるまで手でまとめます。
3. 手でこねる

こね台に取り出し、表面がつるんとなめらかになるまで手でよくこねます。
生地のこね方がよく分からない……という方は下記をご覧ください。
生地のこね方やたたき方を詳しく解説しています。

4. 油を加える

カードで6つに切ってボウルに戻し、太白ごま油を加えて、手でもみ込むようにしてこねます。
生地のテカリがなくなり、ほんのりとしたツヤに変わってきたら、こね上がりのサイン。
少し難しいですが、こねすぎるとべたつき出してくるので、生地の状態をよく観察してみましょう。
5. 1次発酵

表面を張らせるようにして丸めて後ろを閉じ、ボウルに入れてあたたかいところで60分発酵させます。
発酵のやり方が分からないという方は、下記をご覧ください。
主な発酵の方法と、発酵のコツをお伝えしています。


2~2.5倍の大きさになったら発酵完了です。
6. 分割・丸め・ベンチタイム

こね台に取り出し、カードで12等分します。手で丸め、うしろは閉じずに並べて、ぬれぶきんをかけて20分休ませます。
ベンチタイムについて、以下の記事で詳しく解説しています。
パン作りには欠かせない工程なので、ぜひチェックしてみて!


ひとまわり大きくなったらOKです。
7. 成形

裏返して手で平たくのばし(直径10cmくらい)、丸めた桜あんをのせます。

生地の上下を指でつまんでくっつけます。

斜め上と斜め下を指でつまんでくっつけます。

形を整えたら成形完了です。
8. 最終発酵

オーブンシートをしいた天板にとじ目を下にして並べ、ぬれぶきんをかけて50分発酵させます。

ひとまわり大きくなったら発酵完了です。
9. 桜花の塩漬をのせる

霧吹きをかけて水気をよく切った桜花の塩漬をのせ、オーブンシートをのせて、さらにその上に天板をのせます。
ワンポイントアドバイス
桜花は花びらを広げた状態でのせるとより華やかに、閉じたままのせると上品な印象に仕上がります。
どちらもそれぞれの良さがあるので、色々試してみてくださいね♪
10. オーブンで焼く

200℃に予熱したオーブンで14分焼いたら完成です。
きれいなピンク色にキュン♡さくらあんぱんはいかが?

春にぴったりな、さくらあんぱんのレシピをご紹介しました。
桜花の塩漬けがのったあんぱんはよく見かけますが、中まで桜あんを使ったあんぱんは意外とレアですよね。
見た目もとってもかわいくて、乙女心をくすぐること間違いなし!
上にのった桜花のほどよい塩気と、あんの上品な甘さが相性抜群なので、ぜひ一度お試しくださいね。